バイオ医薬品の最終製剤の品質に工程パラメータが及ぼす影響を理解することは、上市に至る道のりに欠かせない要素です。プロセスを明確に規定し、十分に理解することにより、ロット不良や時間を要する作業のやり直しなど、大幅な製造遅延を招く可能性がある失敗によるコスト増を防ぐことができます。このような知識基盤が構築されていれば、製品ライフサイクルにおいて起こりがちな課題に直面した際により良い意思決定を下すことができるとともに、ロット間変動を最小限に抑えることが可能です。
プロセス特性解析(PC)試験は、以下の観点から重要です。
パセオンファーマサービスのワークフローには、リスクと知識に基づくクオリティ・バイ・デザイン(QbD)手法が組み込まれており、プロセスの設計および管理と製品の重要品質特性(CQA)を体系的に結び付けています。
プロセス特性解析試験の内容は以下のとおりです。
ハイスループットシステム(Ambr®、Tecan Freedom EVOプラットフォームなど)を用いてデザインスペースのスクリーニングを行うことにより、主要/重要な性能パラメータを体系的に特定します。
Fed-batch培養、Perfusion培養、N-1 perfusion培養などの実生産工程を反映するスケールダウンモデルを構築します。培養操作、精製操作のいずれについても、専用パイロットラボスペースを整備しています。
自動ワークフローを利用することにより、PC試験を効率的に実施します。例えば、自動インライン細胞数・代謝物測定、レシピに基づく連続添加法、自動緩衝剤調製、異なるクロマトグラフィー法を順次実施するchromatography method queuingなどがあります。